MicroATX対応のミニタワーPCケースの
中では、最小!
2連ファンのグラボまでは入りそう。
換装理由
起動しなくなった子供用PC
無駄にならない悪あがき
子供のパソコンが壊れて、とりあえず
ATX電源だけ、新品に換装するも、起動せず。
2012年製のPCなので、そんなに期待してないけれど
ATX電源は自作PCを組み上げるのに必ず必要なので。
古いパソコン壊れたら先ずはATX電源を疑う私。
AMDでもintelでもATX電源は共通だし、長い目で見て、良いのを買っておく。
ただし、小型PCも考えた。
しかしながら、手持ちパーツもあるし
自分のパソコンのCPUを上位換装したかったこともあり
もう1台、自作パソコンを組むことに。
求められるスペック
子供からの要求は
小さいパソコンが欲しい、
とのこと。。。
それならば、小型PCのほうが良い気もする。
でも、まぁグラボもあるもんで。
ミニタワー型のPCのほうが後々メンテナンスもしやすいし。
子供用自作PCスペック
子供にとって大事なのはサクサク動くこと
親にとって大事なのは追加的にお金がなるべくかからないこと。
GTX1660tiやGT760などのグラボがあまっているのと
RYZEN5 5500が宙に浮きそうなこと
欲しい5700XとB550Mのグラボのセットが
約3.5万円だったこと。
通常は5700Xで2.9万円位(時価)
そのCPUに対応したマザボB550M
5700Xに上位換装しかった私はこのセットを購入。
中古パーツをかき集めても
小型PCの方が安かった。
ゲーム用でなければ、小型PCの方が安い。
子供用自作PCは、よほど拘ったFPSゲームでなければ
ゲームが出来るスペック。
RTX3060位を買えば、ほとんどのゲームが快適にできる。
比べるべきはPS5かもしれない。
PS5にパソコンの能力が付いて
約6万円ならば、安いはず。
組み立てるのだって楽しいし。
長女、次女の夏休みの自由研究にだってなったし。
私のパソコンだって上位換装できたし。
PCケース選び
小さいPCケースの選び方
思いの外、パーツ選びでお金がかかったので
安くて、小さいものを探す。
1万円の予算だと
かなり、色々選べる。
決めれない程、種類がある。
小さいPCケースの条件
PCケースはマザーボードで制限される。
今、主流のマザーボードはMicroATX
フル機能が乗っているATXの簡易版だったMicroATX
ATXより小さい分、PCIeレーンは少なくなるけれど
WiFiやBluetoothなどのワイヤレスカードが搭載できる
M.2ソケットが搭載されていれば
グラボ用のPCIeレーンだけでいける。
ITXというMicroATXより小さいマザーボードもあるが
主流ではないので少し高い。
ましてやセットでは買えないので
今回はMicroATX対応で探すことに。
コストと機能性のバランスを考えるとmicroATX
そこにMicroATXのみ対応だと
小さいPCケースということになる。
ただ、小さいPCケースだと
大きくて高性能なグラボは物理的に入らなかったりする。
3連ファン、4連ファンのグラボを使いたくなる可能性があれば
ATX対応で大きいPCケースがおススメ。
詳しくはこちら!
IM01-WH by SAMA
制作メーカーはSYTHE
CPUクーラーで有名な虎徹やファンで有名なSYTHE
他にこの会社が手掛けているブランドは
割と多い。
スペック
PCケースを選んでいると
急に“白いケース”が良いと言い出した。
白くてMicroATX対応だとこれしかなかった。
着荷~段ボールの大きさ
旋風のバカでかさに比べたら
ちょっと脇に置いておける大きさ。
ダンボールにしても玄関に置いとける。
組み立て方
メーカー製のパソコンケースの電源感想や
古い中古PCのケースだけ使おうと頑張った結果
一番効率が良いのは次のやり方。
PCケース自体は骨組みだけにできるので
手順さえすれ守れば、パーツを壊したりはなさそう。
マザボにCPUクーラーやM.2SSD、ワイヤレスカードなどの
パーツを換装
↓
PCケースにファンを取り付け
↓
PCケースにATX電源
↓
マザボのPOWERピンと
PCケースのPOWERコネクタを
説明書やネットを確実に見ながら結線
↓
マザボのFANコネクタを
各パーツを結線
↓
PCケースにマザボを組み込む
↓
ATX電源とATX電源用コネクタ、CPU電源を結線
↓
通電、BIOS確認
↓
配線処理
↓
蓋を閉める
M.2 SSDやワイアレスカード取り付けはネジが小さいので
マザボを組付ける前に取り付けた方が圧倒的に簡単
PCケースの電源スイッチとマザボの電源コネクタの結線は
正確にしないと起動しない上、
コネクタが紛らわしいので注意が必要。
マザボの裏面のネジを外して
ワイヤレスカード付近のパーツを交換しないと
WiFi6化できないマザボもあるので注意。
3000円以内の金額でWiFi6化できるので
マザボ取り付け段階でアップグレードしておく。
WiFi6はWiFi5、理論値では1.5倍ほど高速化。
実際に通信される速度が
4倍になることを目標に作られた規格。
WiFi6対応のルーターも安価になり
“とりあえずWiFi6化”しておくと後々困らない。
ATX電源の取り付け方
im01というPCケースの最大の難所は
ATX電源をPCケースに組み込むところ。
ATX電源専用ツールで以てPCケースに接続する。
まずは、ATX電源専用ツールをATX電源にねじ止め。
ATX電源専用ツールをPCケースにねじ止め
この部分が説明書を見てもよくわからなかった点
今まで分解した古い他のPCケースとも違うし
同社製の旋風とも違ったので考えさせられた。
ATX電源とコンセントプラグを分離、
ATX電源ーPCケース内配線ーコンセントプラグという配線になる。
IM01の特殊性
冷却性能
ファン数
旋風という同社のPCケースとも
メーカー製のPCとも
少し違う。
小さいということは
それだけ隙間が無いこと。
エアフローに関しては自機の旋風程期待できない。
ファンは最大7個
トップ → 120mm×2
ボトム → 120mm×2
サイド → 120mm×2
リア → 80mm×1
合計7個設置できるが、、、
外側にHDDや2.5インチのSSDを設置すると
更に熱がこもりそう。
HDD&SSD
HDDは発熱するし
HDD、SSDはエアフローの邪魔をする。
PCIe拡張カードでグラボの横にでも設置した方が良いかも。
発熱するCPUとの相性
もちろん、CPUクーラーが同封されているようなCPU
空冷で十分なTDP65W程度であれば
問題なく冷えそう。
一応、155mm高さのCPUクーラーは使えるらしい。
(同社製の空冷最強の虎徹3と同じ高さ)
RYZEN5 5500とGTX1660Tiシングルファンで今現在、運用しているけれど
なんの問題も無い。
搭載可能なグラボ
3連+1ファン搭載のRTX3070は300mm
こんな長いグラボは入らない。
ATX電源使用した状態でVGA縦置き時:245mm
シングルファンか、
デュアルファンが限界。
CPUがRYZEN5 5500なので
RTX4060で性能いっぱいっぱい
デザイン性と拡張性
SYTHEの商品の好きなところは
“突き抜けている”点
IM01の場合は“小ささ”
小さいのに、245mmのグラボが入る。
MATXのマザボ搭載可能なミニタワーPCケースの中で
最小(2023.08.16自分調べ)
規格最小PCケースなのに、
ミドルクラスのグラボが搭載可能
PCケースとグラボの長さ的制限は
買う前に必ず調査する。
物理的に入ってもプラグが取り回せなかったりするので
少し余裕がある方が良いかも。
21.9Lという大きさ
185*391*303
容積イメージはなかなか出来ない。
1.5Lのペットボトルが8本分
DX4870という2012年製のPCケースと比較してみた。
白という色も際立ってIM01がコンパクトに見える。
横幅はそんなに変わらないんだけど
高さが違う。
before | after |
小さくなった!
折角、黒で統一してたのに
実際に使って見て、、、
ゲーム用ではないが、、、
計測中、、、
最後に
小さい割に拡張性が高い
ミドルレンジならこのミニタワーPCケース
癖もなくて、良さそう。
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