子供が使っていたDX4870という
10年前のパソコンが動かなくなった。
そこで、ATX電源を交換するも変わらず。
新しく子供用に組みな直すことに。

10年経過は、やはり無理。
買い替え時。
- 2023.07.25 b550m pro-vdh 着荷
- 2023.07.26 WiFi6&Bluetooth5化 完了
- 2023.07.27 自作PC完成
- 2023.07.31 Windows11 アクティベーション完了
- 2023.08.02 bios update “7C95v2G” 異常無
- 2023.08.20 chipset update “5.08.02.027” 異常無
AMD用、マザーボード
AMDについて
CPUメーカーとして有名なのはintel
AMDは元intelのセカンドソースメーカー
intelのCPUと同じ結果をだせるが、異なるプロセス
アプローチを行うメーカー。
intelとANDは2009年に和解して
intelがAMDに1000億円以上の賠償金を支払った。
かつてのイメージは
ゲームと安定性のインテル
動画編集と安価なAMD
RAMやストレージとの相性が出やすく
不安定だった。
2023年、私が自作した2台の
AMDパソコンには何の不安定性もなかった。
CPUとマザーボードについて
パソコンを分解するとこんな感じ
マザボは他のパーツの母艦のようなもので
AMDというチップメーカーにおいてはマザボが、
そのパソコンの機能性を決めると言っても過言ではない。

- CPUは性能
- マザボは機能性
近似価格マザボ、スペック比較表
AMDのCPUの世代が変わるということでマザボも過渡期に
AM4からAM5にソケットが変わる!
ソケットが変わると
AM4まで使えていたCPUが
AM5では使えない、ということになる。
過渡期だからこそ、叩き売りが増えたりするので、お得なパーツもチラホラ。
過渡期だからって、世代が変わろうが、普通に使える一世代前のCPU
MSIとはどんなメーカー?
MicroStar International(マイクロスター・インターナショナル、略称:MSI)は、
台湾のコンピュータやコンピュータ関連部品を製造する会社。
マザーボードやグラフィックボードの製造メーカーとして有名。
MSIの個人的イメージは、派手な電装はないが、
堅実な良い商品を作っているイメージ
今回使用したB550M PRO-VDH WIFIも
電装は無し。
そこが気に入っている点でもある。
チップセット
B550M
このBは、ライン
X…ハイエンドライン
A…低価格向け
B…機能を絞った廉価版
ゲームをしない、ネットだけなどライトな使い方ならば、Aライン
CPUが出るたびに買い替えを検討する、少しでも良いものを選びたいなら
ハイエンドラインのXライン
ほとんどの人がこれで必要十分なBライン
AM4というソケットから、AM5へと
最新モデルが出て行っている中
Xラインを高い値段で買うならば
AM5の次世代機を狙う方が良いかもしれない。
世代交代が起これば、売り切りたいのが
売る側の本音でもあるから値段次第、というところ。
とりあえず、Bラインを買えばOK
WiFiソケット対応だとWiFiやBluetoothを簡単にアップデートできる。
CPUソケット
現在、RYZENの最新のソケットAM5
ソケットの形が違うので
AM4とAM5は互換性無し。
AM4ソケット対応のB550M PRO-VDH WIFIは
AMD Ryzen™ 5 3400G、Ryzen™ 3 3200G、
AMD Ryzen™ 4000 G-シリーズには対応しない。
今回使うのはAM4ソケットのラストウェーブ
RYZEN5 5500なので問題無し。
マザーボードの大きさ
ATXというマザーボードの規格があり
ひと昔前の大きなマザーボードの規格
ストレージがHDDからSSD、M.2へと
小型化するにつれて
ストレージをたくさん追加しなくても
記憶容量を確保できるようになった。
CD/DVDドライブ、USBさえも不要になりつつあり
Bluetooth接続もありパソコンに接続する機器が減少。
安価なマザーボードだと接続できるストレージ数が少なかったりするが
今、現在ではそんなに深く考えなくても良いかも。
RAM
RAM容量が大きくなればなるほど
アプリを複数開いたり、MODをかましたり
大いにこしたことないけれど
最低、16GB、普通の作業なら32GB程度で良いみたい。
RAMにも規格があり、より上位のDDR5は
AM4では使えない。
M.2
B550という規格のマザーボードでは
M.2ソケットの1つはPcie4.0
1つはPcie3.0という規格が多い。

このマザーボードで使うRYZEN5 5500は
Pcie4.0は非対応
無関係と言えば無関係。
マザーボードのソケット側がPCIe4.0
M.2ストレージ側が3.0だと通信速度が安定するという話もあるけれど。
今回は安定のCrusialを起動用ストレージに選択。
子供がちょっと使う位
M.2のSSD2本差しで
合計3TBもあれば行けそうな気もする。
WiFi & Bluetooth
増設せずとも初めからワイヤレスカードがマザーボードに
付いてくる。
ついてくるが、Wi-Fi5&Bluetooth4.2という少し古い規格。
他のマザーボードでワイヤレスカードを
マザボに接続するのが手間で
PCIe接続でワイヤレスカードを接続して
使おうとした経験があるけれど
それについては動作しなかった。
B550M PRO-VDH WIFIでは試していないけれど
ワイヤレスカードを交換すると、
WiFi6&Bluetooth5までアップグレードすることができるので
はじめに差し替えておくことをお勧めする。
グラフィックボード
ゲーム性能を左右する大きな要素として
グラフィックボードがある。
そもそも子供用にパソコンを買うならば
映像出力機能が付いている
初めからRYZEN5 5600GなどのCPUを使った方が
安上りかもしれない。
だがしかし、手元にはGTX1660Tiや
GT760などのグラフィックボードがあまっているので
今回はそれを使う。
GTX1660Ti、映像を奇麗に描写する能力レイトレーシングでは
最新のRTXシリーズには勝てないが
設定を落としてゲームをすれば、
まだまだ、現役。
RYZEN5 5500というエントリーレベルのCPUだと
1660Ti
十分かも。
将来買うとしても
FHDの液晶でRTX3060で使うのが能力の限界かも。
ただし、FHD、RTX3060、RYZEN5 5500
設定を調整すれば、
秒で戦績を争うFPSでなければ通用する。
今買うならば、4060のほうが保証もあって安い
PCIe
USBの増設やサウンドカードをマザーボードに
直接差し込むことにより
タイムラグ無い接続ができる。
USBポートが壊れたり
オーディオポートが壊れたりした時にも使える。
USBポートを増設する際は横向きのUSBポートがオススメ。
縦向きだとPCケースに干渉して使用不可だったことがあるので
横向きのUSBポートがオススメ。
ただ、Bluetoothもあるので、タイムラグを気にする
アクションゲームなどでは有線のコントローラーを使ったりするけれど、、、
今回はあんまり、マザボ選びの理由にはならなかった。
しかしながら、自分が使うにあたっては
PCIE3.0が2本あるなら
USBポート増設と
サウンドカードを入れるかも。
電源ユニット
使うCPUがRYZEN 5500、グラボが1660Tiと決まると
電源ユニットを決めることができる。
電源ユニットは大きく分けて
ATX、SFX、EPS
一般的なATX
低電圧で小さいSFX
サーバー用EPS
電力を食うグラフィックボードを使わないなら
SFXでも問題ないけれど、
ATX電源にしておけば、ほとんどの
PCケースでも使えるし、
いざ、グラボを使ってゲームがしたいとなった時
買い換える必要が無くなるかもしれない。
4Kなどで出力するFPS用グラボは高出力、高電圧になっていっているが
FHDで出力するエントリー~ミドルレンジ用グラボは
少しずつ、電圧が下がっていき、発熱も小さくなり
電源効率がよくなる傾向がある。
パーツから消費電力を計算して
その合計消費電力の2倍で電源を選ぶと
問題が起きにくいとは言われている。

一方、計算するのが手間だという人には
ドスパラが計算してくれて、電源をオススメ
それを買うのも手段の1つ。
同じ出力W数でもランクがある。
電源ユニットのスタンダードな共通規格になりつつある
80 PLUS
80 PLUSの中にもランクがある
- スタンダード
- ブロンズ
- シルバー
- ゴールド
- プラチナ
- チタン
スタンダードが低いランク、チタンがもっとも電力効率が高いランク。
80 PLUSに対応していない電源よりはスタンダードの方が省エネ・静音。
価格は性能順なので、スタンダードが最も安く、チタンが最も高い。
電源ユニット比較表
電源ユニットは規格が同じであればPCケースの
ネジが止まり、設置できる。
設置できるが、フルプラグインか否かで
大きく配線の取り回しが変わる。
フルプラグインはスマホの充電器とUSBケーブルの様に
配線の着脱が可能。
配線に必要な分の配線を電源から出すことが出来るので
PCケース内のエアフロー、排熱問題を考えても
完全に上位互換。
中々甲乙つけがたい。
そしてパソコンのパーツは時価で
かなり上下する。
CPUの交換やグラボの交換を初めから考えるのは
良くないと言われている。
初めからその想定されたCPUとグラボで
自作PCを組む方が
時間的にも金銭的にも良いかとは思う。
自作パソコンを組んだ後、
やはりエントリーレベルのCPUでなく
上位のCPUを積めばよかった、とずっと後悔することもある。
CPUを後々、換装したいという欲求がなければ
少々値段が高くても欲しい性能のCPUを選ぶべき!
私はCPU換装をやりたかったのと
RYZEN5 550が安かったのと
子供のパソコンの寿命が近いのとで
RYZEN5 5500を選択した。
電源の換装もしかれど、そんなに
難しいと感じなかった。
マザーボードに電源プラグを差し込むだけ。
強いて言うならば
パソコンケースの電源スイッチと
マザーボードを連動させるのが細かくて見にくかった。
CPUをRYZEN9 5900とグラボをRTX4070にしたたとしても
求められる電力は750W
熱対策で空冷から水冷に変えないといけないので
実際には、ここまでは導入しないとは思うけれど。。。
子供は3人いてるから、
そのうちやるかも(笑)
個人的には6000円未満の500wにするか
ほとんどの人がこれ以上上は不要な750wの12800円にするか
実際選んだのは750w
650wのシリーズと1000円程度しか変わらない。
大容量の方の電源を小電力で使う方が長持ちしそうだが
それについては変わらないみたい。
一方、500wの必要電力で1000wの電源を使うと
電力の変換効率的に1000wの電源の寿命が短くなることあるみたい。
1000wの電源の比べると500wの電源くらいなら安いので買ってしまえばよいかもしれない。
今あるのが玄人志向の750wなのでそれを使う。
PCケース
自作PCにとって最重要な”箱”
子供が使うパソコンなので子供に
選ばせる。
以前使っていた中古で買った
2012年モデルのMOUSEコンピューターのPCケース
分類としては小さい分類で
発熱の少ないRYZEN5 5500で使うなら問題なさそうないかも。
ただ、自作パソコンを組み立てたい本人が何も選べないと
やる気も出ないので
パソコンケースだけは選ばせることに。
新しいパソコンケースでは
ファンの増設、エアフローなど考慮されているので
安いモノでも長く使えるパソコンケースも多い。
子供のパソコンケースの要望
とにかく小さいこと
机の上を占領されるのが嫌らしく
なるべく小さいパソコンケースが良いとのこと。
あと、光らないケース
小さいパソコンケース比較表
SFX電源をATX電源しかつかない場所につける
あと買いでこれがあればなんとかなるかも。
圧倒的に小さいIM01-WH by SAMA
サイズというメーカーが作ってるブランドSAMA
SAMAは知らないが、サイズは知っている。
多分、これ以上冷却性能と追加できる
PCケースは無いPCケース
ファンが8つも装備できる。
ATX対応なので大きいが、
エアフローが設計しやすく
中も広いので初心者でも組み立てやすい
パソコンケース
IM01-WH組み立ての順番
このIM01-WH、
組み立て難易度は高い。
難易度が高いというよりも
他のPCケースと違うのでびっくりする。
4時間位かかって組み上げる。
PCケース自体は小さいので
マザボのワイヤレスカードを交換
↓
マザボにパーツ設置(CPU+CPU FAN+RAM+SSD+FAN)
↓
マザボの電源スイッチ、FAN
USBをPCケースと結線
↓
マザボをPCケースに組み込む
↓
ファンをPCケースに設置
↓
ATX電源を配線
↓
PCIe系のパーツ(グラボなど)を設置&配線
↓
電源とBIOS起動確認
↓
配線まとめて、PCケースのふたを閉める
カスタマイズ
WiFi6&Bluetooth5化
マザーボードを組み上げる前に
ワイヤレスカードに交換しておく。
WiFi6は最大通信速度がWi-Fi 5と比べて約1.4倍
これ以外にも通信を高速化させる仕組みが
WiFi6の方が圧倒的に有利。
M.2という接続規格
M.2という接続規格がある。
SSD用のM.2ソケットと
ワイヤレスカード用M.2ソケットは別物。
ワイヤレスカード用M.2ソケットは
CPUやマザーボードが対応していれば、差し替え可能。
B550M PRO-VDH WIFIに搭載されてたのは
これ!!

MT7921Kというワイヤレスカード
MTと言えばMediaTekかと思って調べてみると
AMDとMediaTekが共同で作っているチップらしい。
MT7921K自体はWiFi6、Bluetooth5に対応してそうだけども、、、
マザーボードの説明にはWiFi5、Bluetooth4.2までとの記載。
手元にあまってるインテルの
ワイヤレスカードがあったので交換してみた!
MT7921KとAX210NGW互換性があるらしい。
マザーボードとの相性もあるけれど。
ワイヤレスカード交換方法
PCケースをマザボ組み込み前に
マザボの裏面にあるネジを外さないと
ワイヤレスカードは交換できない。

この2本のネジを外すとワイヤレスソケットを
マザボに対して垂直に引き上げると着脱できる。
ワイヤレスカードがマザボに垂直にささってるイメージ
それをなんとなく分解する。

ワイヤレスカードを抑え付けている
黒いパーツをサイドから押し上げてはがすと
ワイヤレスカードが露出。
これを交換する。
新品のワイヤレスカードだとパチッと付くが
モノによっては、接続部分が潰れていることも、、、
慎重にワイヤレスカードと端子を引っ付けて
さっとカバーを取り付ける。
最悪、端子を潰してしまったらワイヤレスカードごと注文しないと
いけないかも。

Windows11をインストールするだけで
AX210、WiFi6として認識されている!

WiFi6通信速度

アンテナがしょぼいから、この程度しか速度が出ない。
安定はしてるし、動画を見るには
必要十分だけども。
Windows 11 pro install
インストール方法
ブートディスク作成(フラッシュメモリ)
もう一台、パソコンがある場合、ブートディスクを作る。
無くても、漫画喫茶で作る。
先ずは16GB程度のUSBフラッシュメモリを用意
Win11の.isoファイルをダウンロード

ディスクイメージファイルをUSBフラッシュに書き込むソフト
rufusをダウンロード
①フラッシュメモリを差し込む
Rufusを起動して“選択”からWin11を選択

②デバイスで出力先を変更

③”スタート”
これでブートディスク作成完了!
パソコンが壊れた時使えるので一本、
Windowsを書き込めるUSBフラッシュは持っていても良いかも。
UEFIに入って起動するディスクをUSBフラッシュメモリに変更。
あとから、プロダクトキーを入力して完了!
めんどくさかったら
プロダクトキーとセットになってる
便利なUSBバージョンも。
ドライバーダウンロード&インストール
Windows11をインストールすると
ワイヤレスカードのドライバーが物理的に接続されていたら
ドライバーが自動的にインストールされ
WiFiがつかめるようになった。
ネットさえあれば、あとは勝手に
MSIドライバーがインストールしてくれる。
BIOS UPDATE
How to update?
CPU無しもBIOSのアップデートが出来て
非対応の最新のCPUも使用可能にできる、らしい。
CPUも設置済
Windowsもアクティベーション済
この状況になると確かめようもない。
BIOSのアップデートデータを解凍し
USBフラッシュメモリにいれる
↓
パソコンとUSBを接続
↓
F12 or Delete でBIOS起動
↓
”M-FLASH”からflash modeへ

↓
ファイルを選択して書き込む。
B550M chipset driver update
How to upadate?
マザーボードにのっているチップセットのアップデート
AMDのwebsiteから条件を選択


5.08.02.027
ドライバーがたくさん追加されていて
結構大掛かりなアップデートみたい。
Windowsを最新にアップデートしてから
私の環境では特に変わっていないけれども。
最後に
パーツ構成
CPUごと自作するならば、グラフィック機能内蔵の
RYZEN5 5600Gで!
グラボ無しで画像を出力できるので
グラボ代が浮く。
ゲームしないなら**Gで十分!!
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